こんにちは、けんやです。
今回は、
防湿庫は必要か?カメラとレンズはどこに保管すべきか?
というテーマでお話ししていきます。
カメラの保管について調べると、
防湿庫をすすめる記事がたくさん出てきます。
「防湿庫」は、
カメラやレンズを湿気から守るために、
中の湿度を低く保つ保管庫のことです。
電気で湿度を調整するものと、
乾燥剤を入れて使うものがあります。
防湿庫なしでカメラを保管して、
レンズにカビが生えないのか。
中古でカメラやレンズを手に入れた人なら、
ここは気になるところです。
私は撮る方はまだ初心者ですが、
売る側としては8年以上、
中古のカメラを1台ずつ動作確認してから出品してきました。
その間、売り物のカメラとレンズの多くは、
防湿庫に入れずに、部屋の中に置いてきました。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 防湿庫をほとんど使っていない私の考え
- カメラとレンズを、実際にどこに置いているか
- 長くしまっておくカメラで、気をつけたい置き方
カメラの保管に、防湿庫はなくてもいい
先に結論です。
私は、防湿庫はぶっちゃけ、なくてもいいかなと思っています。
8年以上、
売り物のカメラとレンズを置いてきました。
最初は、
ドライボックスと呼ばれる、小さな防湿庫を使っていました。
ただ、箱自体が小さいので、
入れられるカメラやレンズの数が限られます。
入らなかったカメラとレンズは、
そのまま部屋の中で保管していましたが、
それでも、もとからあったカビや曇りが広がったり、
それまでカビの無かったカメラやレンズに、
新しく生えたりしたことは、一度もありません。
ただ、私が住んでいるのは広島県です。
湿気の多い地域や、
外と部屋の温度差で結露しやすい寒い地域など、
住んでいる環境によっては、
結果が変わる可能性があります。
防湿庫なしのカメラ保管で、私が使っている置き場所
私が使っているのは、
組み立て式のショーケースと、ドライボックスの2つです。
ふだんは、組み立て式のショーケースに並べる
実際に私がメインで使っているのは、
組み立て式のショーケースです。
「ショーケース」は、
お店で商品を並べるときに使う、中が見える棚のことです。
届いたばかりで、
まだ動作確認をしていないカメラは、
ここに並べて置いています。
売り物のカメラは、
レンズをカメラから外して、別々に置いています。
ドライボックスは1箱持っているが、ほとんど使っていない
もう1つ、
ドライボックスも1箱持っています。
「ドライボックス」は、
ふたを閉めると中が密閉されるプラスチックの箱に、
乾燥剤を入れて湿気を防ぐ保管ケースのことです。
私が持っているのは、
Amazonで買った、ナカバヤシのキャパティというものです。
湿度計と乾燥剤が付いています。
商品名にも「防湿庫」と付いていて、
電気は使わない、乾燥剤式のものです。
電気で湿度を調整するタイプの防湿庫は、
使ったことがありません。
▼私が持っているドライボックス(ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 27L)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000QUD1BE
ただ、正直、
最近はほとんど使っていません。
もし買うとしても、
持っているカメラやレンズが数台ほどなら、
2,000〜3,000円くらいの安いもので足りると思っています。
ただ、カメラ好きの中には、
レンズを1本、また1本と買い足していく「レンズ沼」にハマる人もいます。
そこまで増えてきたら、
入る量に合わせて、大きい防湿庫を考えてもいいと思います。

レンズのカビを予防するために、避けたい置き方
カビが生えるときは、
だいたい置き方に理由があります。
たとえば、
カメラをバッグの中に入れっぱなしにしたり、
タオルとかにくるんだまま、しまい込んだりすると、
カビが生える可能性があります。
防湿庫なしで置くなら、
次の4つは避けておきたいところです。
- カメラバッグやリュックに入れっぱなしにする。濡れたり結露したりしたままなら、なおさら
- 引き出しや押し入れのように、湿気がこもりやすい場所に置く
- 直射日光が当たる場所や、暑くて湿気の多い場所に置く
- 防虫剤と一緒にしまう
中でも意外にやりがちなのが、
外での撮影から帰ってきて、
カメラやレンズをカメラバッグの中に入れっぱなしにしていることです。
バッグは閉じているぶん、
中に湿気がこもりやすいです。
撮影から帰ったら、
まずはバッグからカメラとレンズを出しておいた方が良いです。
特に、寒い日の撮影から帰ってきたときは、
結露にも気をつけたいところです。
「結露」は、
寒い外から暖かい部屋に入ったときなどに、
カメラやレンズに細かい水滴が付くことです。
結露したままにしておくと、
カビが生えたり、
レンズの中に曇りとして残ったりすることもあります。
寒い外から帰ってきたときは、
バッグに入れたまま、
しばらく部屋の温度になじませてから出すと、結露しにくくなります。
引き出しや押し入れも、
閉めきっていると、湿った空気がたまりやすい場所です。
カメラは、風通しのよい部屋の棚に置いておく方が安心です。
レンズのカビが、
撮った写真にどこまで出るのかは、
別の記事にまとめています。


長くしまっておくカメラは、ドライボックスに入れて、ときどき出して使う
使う予定のないカメラを、
何か月もしまっておくこともあります。
私自身はドライボックスをほとんど使っていませんが、
湿度が高い時期や、長くしまっておくカメラは、
乾燥剤を入れたドライボックスに入れておくと安心です。
ソニーの公式サイトでは、
湿度計が付いていないドライボックスなら、
湿度計を一緒に入れて、
湿度を40〜50%前後で管理する、としています。
レンズは、
カメラに付けたまま置いておく方がいいと思っています。
カメラからレンズを外すたびに、
カメラの中にゴミが入るタイミングが増えるからです。
外して置くときは、
カメラには「ボディキャップ」を、
レンズの後ろ側には「リアキャップ」を付けておくと安心です。
どちらも、カメラとレンズの取り付け部分をふさぐ、ふたのことです。
長く使わないときは、
カメラからバッテリーも外しておくのがおすすめです。
そして、しまったままにせず、
ときどき取り出して使ったり、
ズームリングを回したりすることも、カビの予防になります。
なお、バッテリーを外すと、
日付がリセットされるカメラもあります。
日付が消える理由と、
次に使うときの対応は、
別の記事にまとめています。

防湿庫なしでカメラを保管する手順
ここまでの話を、
防湿庫なしでカメラとレンズを置くときの手順にまとめます。
- 撮影から帰ったら、カメラバッグからカメラを出す。寒い日は、部屋の温度になじむまでバッグに入れたまま置いてから出す。濡れていたら、乾かしてからしまう
- 湿気がこもりにくく、直射日光の当たらない部屋の棚に置く
- 長くしまっておくときや、湿度が高い時期は、レンズを付けたまま、乾燥剤を入れたドライボックスに入れる。湿度計で湿度も見ておく
- 長く使わないときは、バッテリーを外しておく
- しまったカメラも、ときどき取り出してシャッターを切り、ズームリングを動かす
ドライボックスは、
3つ目に当てはまるカメラがあるときに、
入れるカメラに合う大きさのものを用意すれば足ります。
まとめ
防湿庫を使わずに、
カメラとレンズをどこに、どう置いているかを、まとめました。
私は、
持っているカメラやレンズが数個であれば、
防湿庫は無理に買わなくてもいいと思っています。
売り物のカメラとレンズを8年以上、
部屋の中に置いてきて、
その間に新しくカビが生えたことは、一度もありません。
ただ、売り物は長く置いたままになることが少ないので、
何か月もしまっておくカメラは、
乾燥剤を入れたドライボックスに入れておくと安心です。
カビを予防するなら、
カメラバッグに入れっぱなしにしないことと、
押し入れや引き出しのように、湿気がこもる場所に置かないこと。
売り物のカメラを室内に置いてきた私の場合は、
これで足りてきました。
防湿庫を買うかどうかは、
しまっておくカメラが増えて、
しまう期間も長くなってから考えても、遅くありません。
今回の記事は、以上になります。
Instagram(@camera_kenya)では、
毎週の撮影を載せています。
