Canon EOS M10の作例|旅館の夕食、設定を触った夜とオートの夜

Canon EOS M10で撮った旅館の2晩目のステーキ。機種名と「旅館の夕食、設定を触った夜とオートの夜」の文字を重ねた実写アイキャッチ

こんにちは、けんやです。

今回は、
Canon EOS M10で旅館の夕食を2晩撮って、
1晩目は設定を自分で触り、
2晩目はオートで撮った話

というテーマでお話ししていきます。

Canon EOS M10は、
キヤノンの軽いミラーレスカメラです。

この前の3連休に、
妻と2泊3日で、愛媛県の道後温泉へ旅行に行き、
このEOS M10で、旅館の夕食の作例を撮りました。

1晩目は、
写りがどう変わるかを見たくて、
設定をいろいろ変えながら撮りました。

2晩目は、
設定をすべてカメラにまかせる、オートで撮りました。

結果から言うと、
パッと見て美味しそうに見えたのは、
2晩目のオートで撮った写真でした。

美味しそうに見えるかどうかは、
私の主観です。

2晩で料理は違うので、
同じ料理を撮り比べたわけではありません。

1晩目に設定を触った写真には、
暗く写ったものや、
ブレたものもありました。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • Canon EOS M10で撮った、旅館の夕食の作例(設定データ付き)
  • 設定を自分で触った夜に、暗く写った写真とブレた写真
  • オートで撮った夜の写真と、1晩目と並べたデザートの写真
  • 旅行中の夕食で、設定を触るのをやめてオートにした理由
  • 中古のCanon EOS M10を選ぶときに見ておきたいところ

なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。


目次

Canon EOS M10は、ズームレンズを付けても軽いミラーレス

Canon EOS M10は、
2015年10月に発売された、
キヤノンのミラーレスカメラです。

今回は、
標準ズームレンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを付けて、
旅行に持っていきました。

このレンズは、
手ブレ補正が付いています。

EOS M10は、
背面の画面がタッチパネルになっていて、
設定の多くを、画面をタッチして変えます。

旅行では、
持ち運びやすさを考えると、
ミラーレスよりも、
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の方がいいと思っていました。

前回、愛知県の名古屋へ旅行したときも、
コンデジのCanon IXY 410Fを持っていって、
そう感じました。

そこで今回は、
ミラーレスでも、
軽くて持ち運びやすいEOS M10を持っていきました。

名古屋で、IXY 410Fを使って、
撮影モードを切り替えながら名古屋めしを撮った作例は、
こちらの記事にまとめています。

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下の写真は、
泊まった旅館で、朝食の席に置いたEOS M10を、
スマホで写したものです。

旅館の朝食の膳の右に置かれた、白いCanon EOS M10と標準ズームレンズ。左にだし巻き玉子の皿と汁椀が並ぶ

撮った条件:1晩目は設定を触り、2晩目はオートで撮った

泊まったのは、
愛媛県松山市の道後温泉の近くにある旅館です。

1日目は、
広島県の尾道と愛媛県の今治を、島づたいにつなぐ
しまなみ海道を、自転車で走りました。

2泊とも同じ旅館で、
夕食は2晩とも、そこで出てきたコース料理です。

料理は2晩で違いましたが、
どちらの夜にも、お造り、ステーキ、
土鍋で炊いたご飯、デザートが出てきました。

夕食の席は、
薄暗い室内でした。

1晩目の設定は、次のとおりです。

  • 撮った枚数:43枚
  • モード:Av(F値を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが決めるモード)と、M(マニュアル。F値もシャッタースピードも自分で決めるモード)を切り替えた
  • F値(数字が大きいほど、レンズから入る光が減る):ほとんどF5.6。F6.3、F8、F11も使った
  • シャッタースピード(シャッターが開いている時間。長いほど光がたくさん入る):1/60秒から0.8秒
  • ISO感度(数字を上げるほど、暗い場所でも明るく撮れる設定):カメラまかせにした写真と、自分で400から3200に決めた写真がある
  • 露出補正(写真の明るさの調整):−1から+1の間で、何度も変えた
  • フラッシュ:光らせていない

2晩目の設定は、次のとおりです。

  • 撮った枚数:52枚
  • モード:A+(シーンインテリジェントオート。設定をすべてカメラにまかせるモード)
  • F値、シャッタースピード、ISO感度:すべてカメラまかせ。シャッタースピードは、ほとんどの写真が1/40秒だった
  • 露出補正:A+では使えないので、0のまま
  • フラッシュ:光らせていない

写真の下に書いた数字は、
撮影データ(カメラが写真に記録している設定の数字)です。

SSは、シャッタースピードのことです。

撮影データを、
スマホやパソコンで見返す方法は、こちらの記事にまとめています。

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Canon EOS M10の作例|1晩目は、設定を触って撮った

1晩目は、
深く考えずに、設定をいろいろ変えて撮りました。

お造り:露出補正+1で撮った

お造りを撮ったころは、Avモードのまま、
ISO感度はカメラまかせにして、
露出補正を−1や+1に変えて撮っていました。

このお造りの写真は、
露出補正を+1にして撮った1枚です。

緑の皿にのったお造り。左の白い小皿に白身の刺身とわさび、右の貝殻にホタテとレモン。皿のまわりは暗い
Canon EOS M10/28mm(45mm相当)/F5.6/SS1/30秒/ISO6400/Av/露出補正+1

白い小皿にのった白身の刺身と、
貝殻にのったホタテとレモンが、
写っています。

皿のまわりは、
暗めに写りました。

茶碗蒸し:明るく写った1枚と、暗く写った1枚

茶碗蒸しを撮っている途中で、
モードをMに切り替えました。

左は、Avモードで、
露出補正を+1にして撮った1枚です。

右は、Mモードで、
ISO感度を1600に決めて撮った1枚です。

2枚は、モードのほかに、
ISO感度とシャッタースピードも違います。

左はISO感度をカメラまかせにしていて、
カメラが6400まで上げていました。

茶碗蒸しの比較。左は黄色と上にのったカニの赤が明るく写り、右は器のまわりが黒く沈んで暗く写っている
Canon EOS M10/35mm(56mm相当)/F5.6。左:Av・SS1/15秒・ISO6400・露出補正+1、右:M・SS1/30秒・ISO1600

左の写真は、
茶碗蒸しの黄色と、上にのったカニの赤が、
明るく写っています。

右の写真は、
器のまわりが黒く沈んで、
茶碗蒸しも暗く写りました。

Mモードでは、
ISO感度を400、800、1600、3200と変えて、
同じ茶碗蒸しを撮りました。

記事には右の1枚だけ載せていますが、
ISO感度を変えた4枚とも、左の1枚より暗く写りました。

Mモードで、ISO感度を変えると、
明るさがどう変わるかを、
別のカメラで試して、こちらの記事にまとめています。

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ステーキ:Mの1/30秒は暗く、Avに戻すと明るく写った

ステーキも、
最初はMモードで撮りました。

左は、Mモードで、
シャッタースピードを1/30秒にした1枚です。

右は、Avモードに戻して撮った1枚です。

ステーキの比較。左は黒っぽい皿が暗く沈んで焼き目が見えにくく、右は明るく焼き目の筋やミニトマトが見える
Canon EOS M10/F5.6/ISO3200。左:M・31mm(50mm相当)・SS1/30秒、右:Av・28mm(45mm相当)・SS1/8秒・露出補正0

2枚とも、
ISO感度は3200にそろっています。

左の写真は、
黒っぽい皿がさらに暗く沈んで、
肉の焼き目も見えにくくなりました。

右の写真は、
シャッタースピードを、カメラが1/8秒まで遅くしていて、
左の写真より明るく写りました。

肉の焼き目の筋や、ミニトマト、
皿にふった塩の粒まで見えます。

ステーキ:シャッタースピード0.8秒の1枚は、手ブレした

続けて、
ISO感度を1600に下げて、
露出補正を+1にして撮りました。

ステーキに寄った1枚。シャッタースピード0.8秒で、写真全体が手ブレしている
Canon EOS M10/45mm(72mm相当)/F6.3/SS0.8秒/ISO1600/Av/露出補正+1

シャッタースピードは、
カメラが0.8秒まで遅くしました。

肉も野菜も皿も、写真全体がブレていて、
肉のつやの光が、くねくねした線になって写りました。


2晩目は、設定を触るのをやめてオートにした

1晩目に、
実際にやってみて、
設定を変えて撮るのは時間がかかって、しんどいと思いました。

そこで2晩目は、
モードスイッチをA+にして、
設定をすべてカメラにまかせて撮りました。


Canon EOS M10の作例|2晩目は、オートで撮った

2晩目は、
料理が来たら、オートのまま撮るだけでした。

ここからは、
2晩目の写真を並べます。

1晩目とは料理が違うので、
同じ料理の撮り比べではありません。

お造り:貝と海老の色が、明るく写った

茶色の皿にのったお造り。左に巻貝、右に頭付きの海老とレモン、奥に白身の刺身と大葉が明るく写っている
Canon EOS M10/28mm(45mm相当)/F4.5/SS1/40秒/ISO3200/A+

巻貝の殻の模様と、
海老の赤い色が、
明るく写りました。

海老の殻の細かい線まで見えます。

ステーキ:ソースのつやと、野菜の色が写った

2晩目も、ステーキが出てきました。

黒っぽい皿のステーキ。手前にソース、奥にエリンギ・ミニトマト・赤いパプリカ、右上に小皿のたれ
Canon EOS M10/27mm(43mm相当)/F4.5/SS1/40秒/ISO5000/A+

肉にかかったソースのつやと、
奥のミニトマトや赤いパプリカの色が、
はっきり写りました。

デザート:やわらかく写った1枚と、くっきり写った1枚

デザートの写真は、
1晩目と2晩目のものを並べました。

左が1晩目、
右が2晩目のオートで撮った1枚です。

2つは、別のデザートです。

デザートの比較。左は白いムースとオレンジ色の果物がやわらかく写り、右は丸いケーキと紅茶がくっきり写っている
Canon EOS M10/ISO1600。左:Av・31mm(50mm相当)・F8・SS1/10秒・露出補正0、右:A+・26mm(42mm相当)・F4.5・SS1/60秒

2枚とも、ISO感度は1600ですが、
F値とシャッタースピードは違います。

そのため、写りの違いが、
オートかどうかだけによるものとは言い切れません。

左は、
白いムースとオレンジ色の果物のデザートで、
全体がやわらかく写っていて、
白い器が、少し灰色っぽく見えます。

右は、
丸いケーキと紅茶で、
ケーキにかかったココアの粉や、
赤い実の粒まで、くっきり写っています。

紅茶の色も、
はっきり出ました。


使ってわかったこと

良かったところ

良かったのは、
オートでも、十分きれいに撮れたことです。

食べ物の写真は、
明るさなどを、カメラが勝手に調整してくれます。

設定を考えずに、
パシャパシャ撮れるのも楽でした。

細かく設定していると、
撮ることに気を取られて、
食事が楽しめなくなる気がします。

家族と一緒だと、
待たせることにもなります。

気になったところ

気になったのは、
非日常感のある写真は、
オートでは撮りにくいところです。

A+では、明るさも色合いも、
カメラが決めます。

別のカメラ(FUJIFILM X-A1)で、自宅のベランダから夜景を撮ったときは、
Mモードで、ホワイトバランスを「電球」にして、
F2.8・シャッタースピード10秒で撮ったら、
街が青く写って、工場街のような写真になりました。

こういう、いつもと違う雰囲気の写真は、
設定を自分で決めたから撮れた写真です。

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もう1つは、
薄暗い室内の料理を撮るのは、
なかなか難しいことです。

ISO感度が上がると、
画質が粗くなるのも気になりました。


旅館の夕食を、EOS M10のオートで撮る手順

同じように、
旅先の夕食をオートで撮るなら、手順は次の3つです。

  1. 上面のモードスイッチを、A+に合わせる
  2. 料理が来たら、食べる前に、まず1枚撮る
  3. 背面の再生ボタンを押して、撮った写真の画面を素早く2回タッチして拡大し、料理がぼやけていないかを確かめる。ぼやけていたら撮り直す

1つ目のモードスイッチは、
上面の、シャッターボタンの近くにあります。

動画、静止画(カメラのマーク)、A+の、
3つの位置に動きます。

写りの違いを試したい日は、
モードスイッチをカメラのマークに合わせて、
画面左上のモードをタッチし、AvやMを選んで、[OK]をタッチします。

試したあとは、
モードスイッチをA+に戻しておきます。


中古でCanon EOS M10を選ぶときに見るポイント

中古で見ておきたい点を、
2つに絞りました。

1つ目は、バッテリーと充電器がそろっているかです。

バッテリーはLP-E12という型番で、
新品のときは、充電器(LC-E12)が一緒に入っています。

中古では、
バッテリーや充電器が付いていないこともあるので、
何が付くのかを先に確認しておきます。

2つ目は、背面の画面が、タッチにきちんと反応するかです。

EOS M10は、
モードや設定の多くを、画面をタッチして変えるカメラです。

届いたら、
画面のあちこちをタッチして、
反応するかを確認します。

画面は上に開くので、
開いたり閉じたりして、
ガタつきがないかも見ておきます。


まとめ

Canon EOS M10で、
旅館の夕食を2晩撮りました。

1晩目は、
設定をいろいろ変えながら撮りました。

Mモードで撮った茶碗蒸しやステーキには、
暗く写った写真があり、
シャッタースピードが0.8秒まで遅くなった1枚は、
手ブレしました。

2晩目は、
オート(A+)にして、撮るだけにしました。

パッと見て美味しそうに見えたのは、
オートで撮った写真の方でした。

設定を触りながら撮っていると、
人によっては、撮るのに疲れて、
写真を撮ること自体が億劫になってしまいます。

それでは、もったいないです。

旅行では、あえてオートだけにして、
余計なことを考えずに撮る方が、
旅行も楽しめて、思い出にも残るかもしれません。

同じ旅行では、
道後温泉の街並みを、昼と夜に撮り比べました。

からくり時計や商店街の写真を、
昼と夜で並べて、こちらの記事に載せています。

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今回の記事は、以上になります。

Instagram(@camera_kenya)でも、
毎週の撮影を載せています。


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この記事を書いた人

けんやのアバター けんや 中古カメラのEC販売8年・撮影は2026年夏から

広島在住。中古カメラのEC販売をしています。販売歴8年以上。いろんなカメラを触ってきた経験を生かして、風景・物撮りメインに撮影しています。撮るのはまだ初心者ですが、楽しみながら上達中です。

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