こんにちは、けんやです。
今回は、
FUJIFILM X-A1で、
自宅のベランダから撮った夜景が、
工場街のように写った話
というテーマでお話ししていきます。
FUJIFILM X-A1は、
富士フイルムのミラーレスカメラです。
このX-A1で、
自宅のベランダから、夜景の作例を撮りました。
事前に夜景の撮り方の動画で予習して、
三脚とセルフタイマーを使って撮りました。
F値やシャッタースピード、ホワイトバランスを変えながら、
全部で40枚撮っています。
結果から言うと、
三脚と2秒のセルフタイマーで、
シャッタースピード15秒でも、全然ぶれずに撮れました。
また、
ホワイトバランスを「電球」にして、
F2.8・シャッタースピード10秒で撮った1枚は、
空が濃い青になり、街の光が白く大きく広がって、
工場街のような写真になりました。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- FUJIFILM X-A1で撮った夜景の作例(撮影データ付き)
- ホワイトバランスを変えると、夜景の色がどう変わるか
- F2.8・シャッタースピード10秒で撮ると、どう写ったか
- カメラの前にかざしたスマホの画面ごと撮った写真が、ぶれた理由
- FUJIFILM X-A1で、同じように夜景を撮る手順
なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。
使ったのは、FUJIFILM X-A1とXF16mmF2.8 R WR
レンズは、
単焦点レンズ(ズームのないレンズ)のXF16mmF2.8 R WRを付けました。
35mm判に換算すると24mm相当の、
広めに写るレンズで、
いちばん明るい設定はF2.8です。
下の写真は、
夜景を撮ったベランダで、スマホで写したものです。

X-A1がどんなカメラかと、
中古で選ぶときに見ておきたいところは、
こちらの記事にまとめています。
同じ日の午後に、
このX-A1で、近所の河川敷の彼岸花を撮った作例も載せています。

撮った条件:自宅のベランダで、三脚に載せて撮った
撮った場所は、
自宅のベランダです。
10月の初めの、
日が沈んだあとの夜7時ごろで、
空は晴れていました。
ベランダからは、
マンションや家の明かり、
夜間照明で白く光るグラウンド、
遠くの山の稜線が見えます。
設定は、次のとおりです。
- 三脚:使用
- セルフタイマー:2秒
- モード:M(マニュアル。F値もシャッタースピードも自分で決めるモード)。この記事に載せた写真は、すべてMモード
- 絞り(F値。レンズから入る光の量を決める数字で、数字が大きいほど入る光が減る。数字を大きくすることを「絞る」、小さくすることを「開ける」と言う):F8、F5.6、F2.8
- シャッタースピード(SS。シャッターが開いている時間で、長いほど光がたくさん入る):1/15秒から15秒
- ISO感度(数字を上げるほど、暗い場所でも明るく撮れる設定):100から800
- ホワイトバランス(写真の色合いを調整する設定):オート、電球、昼光色蛍光灯
- フィルムシミュレーション(富士フイルムの色の設定):PROVIA(スタンダード)
Mモードにしたのは、
設定を細かく変えられるからです。
F値は、
夜景は少し絞って撮るといいと聞いたことがあったので、
最初はF5.6からF8ぐらいを意識しました。
上の設定のうち、
セルフタイマーの秒数は撮影データに残らないので、
私が設定した秒数を書いています。
写真の下に書いた数字は、
撮影データ(カメラが写真に記録している設定の数字)です。
撮影データを、
スマホやパソコンで見返す方法は、こちらの記事にまとめています。

FUJIFILM X-A1の夜景の作例|三脚と2秒のセルフタイマーで、15秒でもぶれなかった
以前、同じ自宅のベランダから、
別のカメラ(Nikon COOLPIX P900)で夜景を撮ったときは、
ぶれた写真ばかりでした。
そのときの写真は、こちらの記事に載せています。

今回は、
三脚とセルフタイマーを使いました。
セルフタイマーは、2秒にしています。
予習した動画でも、
セルフタイマーを2秒にしておくと、
シャッターボタンを押したときのぶれを防げる、と言っていました。

この日のいちばん長いシャッタースピード、
15秒で撮った1枚です。
空は真っ黒で、
マンションの窓の明かりはオレンジ色に写っています。
遠くの山の稜線や、
鉄塔の赤いランプまで見えます。
グラウンドは、
夜間照明で白く光っています。
15秒のあいだシャッターが開いていても、
建物の輪郭や窓の明かりは、ぶれずに写りました。
夜景のホワイトバランスを「電球」にしたら、街が青く写った
上の1枚は、
ホワイトバランスがオートの写真です。
オートのときは、
白いものが白く写るように、
カメラが色合いを補正します。
途中から、
ホワイトバランスを「電球」と「昼光色蛍光灯」に変えて撮りました。
「電球」は電球や白熱灯の下で、
「昼光色蛍光灯」は昼光色の蛍光灯の下で撮るための設定です。
ここからは、
同じ向きで撮った2枚を並べます。

2枚とも、
F8・シャッタースピード3秒・ISO800で、
設定で違うのは、ホワイトバランスだけです。
左の「電球」の写真は、
街全体が青く写りました。
空は黒に近い紺色で、
グラウンドの光や街灯は、青白くなっています。
右の「昼光色蛍光灯」の写真は、
反対に、街の明かりがオレンジ色に寄りました。
グラウンドは、
淡い黄色に光っています。
「電球」は、電球の黄色っぽい光を打ち消すように、
写真を青っぽく補正する設定です。
今回は電球の下ではなく、夜の街を撮ったので、
その補正のぶん、街全体が青く写りました。
同じ景色でも、
ホワイトバランスを変えると、
夜景の色が青とオレンジに分かれました。
昼光色蛍光灯・F2.8で撮ると、金色っぽい街に写った
ホワイトバランスを昼光色蛍光灯にして、
F2.8で撮った1枚です。

街全体が、
金色っぽく写りました。
空は暗い茶色で、
グラウンドは黄色っぽい白に光っています。
夜景をF2.8・10秒で撮ったら、光が広がって工場街のようになった
F5.6からF8ぐらいを中心に撮っていましたが、
試しに、F2.8まで開けた写真も撮りました。
F2.8は、
このレンズで、いちばん光をたくさん取り込める設定です。
ここからは、
ホワイトバランスを電球にして撮った2枚を並べます。

2枚とも、
ホワイトバランスは電球、シャッタースピード10秒、ISO100で、
設定で違うのは、F値だけです。
構図は、ほぼ同じです。
左のF8の写真は、
空が黒いままで、街は青く写っています。
右のF2.8の写真は、
空が濃い青になって、薄い雲まで写りました。
グラウンドのまわりの光は、
白く大きく広がって、
近くの建物にまでかかっています。
この日、
私がいちばん気に入ったのは、右の1枚です。
青く写った街と、
白く広がる光を見て、工場街を連想しました。
かなり非日常感のある写真になりました。
なんだかSF映画っぽくて、
厨二心をくすぐられました。笑
明るくなったのは、同じ10秒でF2.8に開けたから
F2.8にすると、
F8よりも、レンズから入る光がずっと多くなります。
上の2枚は、
シャッタースピードもISO感度も同じなので、
右のF2.8の写真のほうが、そのぶん明るく写りました。
同じF2.8でも、
シャッタースピードを1.5秒にした1枚は、
左のF8・10秒の写真と同じくらいの明るさで写っています。

空は黒いままで、
街は青く写っています。
グラウンドの光も、
白く広がってはいません。
F値を小さくして、入る光を増やしたぶん、
シャッタースピードを短くすると、
明るさは同じくらいになります。
ホワイトバランスがオートでも、F2.8・10秒だと明るくなった
ホワイトバランスがオートのまま、
F8とF2.8で撮った写真もあります。

2枚とも、
ホワイトバランスはオート、シャッタースピード10秒、ISO200で、
設定で違うのは、F値だけです。
左のF8の写真は、
空が黒く、
グラウンドは黄色っぽい白で、地面の様子も見えます。
右のF2.8の写真は、
空が灰色になって、雲の模様が出ました。
グラウンドの照明のまわりは白一色になって、
近くの建物の形が分からなくなっています。
F2.8・10秒で撮ると明るくなるのは、
ホワイトバランスがオートの写真でも同じでした。
ただ、
オートの写真では、空は青ではなく灰色に写っています。
この2枚はISO200で、電球の2枚とはISO感度も違うので、
空の色の違いが、ホワイトバランスだけによるものとは言い切れません。
動画の作例をまねて、スマホの画面ごと撮った写真は、5秒だとぶれた
予習した動画の作例にあったので、
私もやってみました。
三脚に載せたX-A1の前で、
スマホのカメラに夜景を映して、そのスマホを手で持ってかざし、
スマホの画面ごと撮っています。

左のシャッタースピード5秒の写真は、
スマホの画面が光の筋になって流れていて、
画面の中の夜景は、ぼやけて何が写っているか分かりません。
右のシャッタースピード1/15秒の写真は、
スマホの画面の夜景が止まって写り、
スマホのカメラ画面に出る「JPEG」や「1x」の文字まで読めます。
カメラは三脚に載せていましたが、
スマホは手で持っていました。
三脚があっても、
スマホを持っている手は動くので、
シャッタースピードを速くしないと、確実にぶれます。
右の写真は、
F2.8・ISO800で撮っています。
X-A1で、同じように夜景を撮る手順
同じように試すなら、手順は次の6つです。
- 三脚にカメラを載せて、撮りたい夜景の方へ向ける
- MENU/OKボタンを押して、撮影メニューのセルフタイマーを「2秒」にして、MENU/OKボタンで決める
- モードダイヤルをM(マニュアル)にして、F値とISO感度を決める(今回の工場街のような写真は、F2.8・ISO100)
- メインコマンドダイヤルを回して、シャッタースピードを決める(今回の工場街のような写真は、10秒)
- セレクターボタンの右(WBボタン)を押し、上下のボタンでホワイトバランスの「電球」を選び、DISP/BACKボタンで決める
- 撮った写真を液晶で見て、明るすぎたらシャッタースピードを短く、暗すぎたら長くして撮り直す
1つ目の三脚は、
シャッターが開いているあいだにカメラが動くと、
写真がぶれてしまうからです。
2つ目のセルフタイマーは、
電源を切ると、自動的に解除されます。
電源を入れ直したら、
もう一度設定しておきます。
3つ目のF値は、
XF16mmF2.8 R WRのような絞りリングの付いたレンズでは、
絞りリングを「A」以外に合わせているときはレンズの絞りリングで、
「A」に合わせているときはカメラのサブコマンドダイヤルで決めます。
明るさの目安として、今回、普通の明るさで写った作例1は、
F8・シャッタースピード15秒・ISO200・ホワイトバランス オートでした。
この明るさは、
撮る場所や明かりで変わります。
今回は、F2.8で1.5秒にした写真が、
F8・10秒の写真と同じくらいの明るさでした。
工場街のような1枚は、
それより明るく写った写真です。
三脚と2秒のセルフタイマーは、
予習で見た、次の動画を参考にしました。
(参考:もろんのんTV「【夜景撮影】初心者でも簡単!夜景写真の撮り方。よくある失敗と対策【三脚&手持ち】」)
まとめ
FUJIFILM X-A1を三脚に載せて、
自宅のベランダから夜景を撮りました。
三脚と2秒のセルフタイマーを使って、
シャッタースピード15秒でも、ぶれずに撮れました。
ホワイトバランスを電球にすると、街が青く、
昼光色蛍光灯にすると、オレンジ色や金色っぽく写りました。
電球にしてF2.8に開け、
シャッタースピード10秒で撮った1枚は、
空が濃い青になり、光が白く広がって、
工場街のような写真になりました。
一方で、
カメラの前にかざしたスマホの画面ごと撮った写真は、
5秒だと、スマホを持つ手がぶれていました。
いつもの景色が、
設定を変えるだけで、全く違う景色に写りました。
今回の記事は、以上になります。
Instagram(@camera_kenya)でも、
毎週の撮影を載せています。
