同じキヤノンなのにレンズが付かない?中古で迷う組み合わせ

同じキヤノンでもレンズが付かない組み合わせを、EF・EF-S・EF-M・RF・RF-Sの5種類の札で表した記事のアイキャッチ

こんにちは、けんやです。

今回は、
同じキヤノンなのにレンズが付かない、中古で迷う組み合わせ
というテーマでお話ししていきます。

中古でレンズを買い足そうとすると、
「キヤノン」と書かれたレンズが、
たくさん並んでいます。

ところが、同じキヤノンのレンズでも、
自分のキヤノンのカメラには、
付かないものがあります。

どのレンズなら、自分のカメラに付くのか。
付かないレンズでも、何かを足せば付くのか。
ここは迷うところです。

私は撮る方はまだ初心者ですが、
売る側としては8年以上、
中古のカメラを1台ずつ動作確認してから出品してきました。

その中で、キヤノンのレンズも、
一眼レフ用とミラーレス用の両方を扱ってきました。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • 同じキヤノンなのに、レンズが付かない理由
  • キヤノンのレンズ5種類と、それぞれが付くカメラ
  • 中古のレンズを買う前に、自分のカメラに付くかを確かめる手順

目次

キヤノンのレンズが付かないのは、メーカーではなくマウントが違うから

先に結論です。

キヤノンのレンズが、自分のカメラに付くかどうかは、
メーカーの名前ではなく、おもに「マウント」で決まります。

マウントは、
カメラとレンズの取り付け口のことです。

同じキヤノンでも、
カメラの種類によって、
この取り付け口の形が違います。

なので、キヤノンのレンズと、
キヤノンのカメラの組み合わせは、
次の3つに分かれます。

  • そのまま付く
  • アダプターで付く
  • 付かない

ここでいうアダプターは、
キヤノン純正のマウントアダプターのことです。

マウントアダプターは、
カメラとレンズの間に付けて、
形の違う取り付け口をつなぐ部品です。

組み合わせを、全部覚える必要はありません。

自分のカメラのマウントと、
レンズの名前の頭に付いている文字が分かれば、
買う前に見分けられます。


キヤノンのレンズは5種類、一眼レフ用とミラーレス用で分かれる

キヤノンのレンズは、
名前の頭に付いている文字で、
どのマウント用かが分かります。

たとえば「EF-S18-55mm」というレンズなら、
頭の「EF-S」が、どのマウント用かの目印です。

このあと出てくる「フルサイズ」「APS-C」は、
カメラの中で光を受ける部品(センサー)の大きさのことです。

フルサイズの方が大きく、
APS-Cは、それよりひと回り小さいサイズです。

中古でよく見かけるキヤノンのレンズの種類は、次の5つです。

  • EF:一眼レフ用。フルサイズの一眼レフにも、APS-Cの一眼レフにも付く
  • EF-S:一眼レフ用。APS-Cの一眼レフ向けで、フルサイズの一眼レフには付かない
  • EF-M:ミラーレス用。EOS Mシリーズ(名前が「EOS M」で始まるカメラと、EOS Kiss M・Kiss M2)専用
  • RF:ミラーレス用。EOS Rシリーズ(名前が「EOS R」で始まるカメラ)向け
  • RF-S:ミラーレス用。EOS Rシリーズのうち、APS-Cのカメラ向け

ここで大事なのは、
一眼レフ用とミラーレス用は、別物ということです。

同じキヤノンでも、
一眼レフ用のEFレンズは、
ミラーレスのEOS Rシリーズには、そのままでは付きません。
アダプターを使えば付きます。

また、ミラーレス同士でも、
EOS MシリーズとEOS Rシリーズは、別のマウントです。

EF-MのレンズはEOS Rシリーズに付かず、
RFのレンズもEOS Mシリーズには付きません。

RF-Sのレンズは、
RFと同じマウントなので、
フルサイズのEOS Rシリーズにも付きます。

ただ、その場合は、
写真の真ん中の部分だけが記録されて、
写る範囲が狭くなります。

反対に、RFのレンズは、
EOS R10のようなAPS-CのEOS Rシリーズにも、
そのまま付きます。

キヤノンのレンズ5種類を、一眼レフ用のEF・EF-Sと、ミラーレス用のEF-M・RF・RF-Sの2列に分けたイメージ図
キヤノンのレンズ5種類を一眼レフ用とミラーレス用に分けたイメージ図

自分のカメラのマウントは、カメラの名前で見分ける

レンズの次は、自分のカメラです。

キヤノンのカメラは、
名前の付け方で、
どのマウントかが、だいたい分かります。

  • 「EOS Kiss X7」のように、名前が「EOS Kiss」で始まるカメラ(Kiss M・Kiss M2を除く):一眼レフ
  • 「EOS 90D」のように、数字のあとに「D」が付くカメラ:一眼レフ
  • 「EOS M10」のように、名前が「EOS M」で始まるカメラ:EOS Mシリーズのミラーレス
  • 「EOS R10」のように、名前が「EOS R」で始まるカメラ:EOS Rシリーズのミラーレス

注意したいのは、
「EOS Kiss M」と「EOS Kiss M2」です。

この2台は、
名前に「Kiss」が付いていますが、
一眼レフではなく、EOS Mシリーズのミラーレスです。

そのまま付くレンズは、EF-Mです。

名前に「Kiss」が付いていても、
一眼レフとは限りません。

もう1つ注意したいのは、
数字のあとに「D」が付く一眼レフのうち、
「EOS 5D」や「EOS 6D」のような、フルサイズの一眼レフです。

フルサイズの一眼レフには、
EF-Sのレンズは付きません。

EF-Sは、
対応していないカメラには、
途中までしか入らず、取り付けられない作りになっています。

名前だけで分からない時は、
「カメラの名前 マウント」で調べると、
どのマウントかが出てくることが多いです。

それと、一眼レフとEOS Rシリーズには、
フルサイズのカメラと、APS-Cのカメラがあります。

たとえば、EOS 90DとEOS R10はAPS-C、
EOS 5DとEOS R6はフルサイズです。

自分のカメラがどちらかは、
「カメラの名前 フルサイズ」で調べると分かります。


アダプターで付くのは、一眼レフ用のEFとEF-Sだけ

カメラの種類ごとに、
付くレンズの組み合わせを並べます。

APS-Cの一眼レフ(EOS Kiss X、EOS 90Dなど)

  • そのまま付く:EF、EF-S
  • 付かない:EF-M、RF、RF-S

フルサイズの一眼レフ(EOS 5D、EOS 6Dなど)

  • そのまま付く:EF
  • 付かない:EF-S、EF-M、RF、RF-S

EOS Mシリーズ(EOS Kiss M・Kiss M2を含む)

  • そのまま付く:EF-M
  • アダプター(EF-EOS M)で付く:EF、EF-S
  • 付かない:RF、RF-S

EOS Rシリーズ

  • そのまま付く:RF、RF-S
  • アダプター(EF-EOS R)で付く:EF、EF-S
  • 付かない:EF-M
APS-Cの一眼レフ、フルサイズの一眼レフ、EOS Mシリーズ、EOS Rシリーズと、EF・EF-S・EF-M・RF・RF-Sの組み合わせを、そのまま付く・アダプターで付く・付かないで示したイメージ図
カメラ4種類とレンズ5種類の組み合わせをまとめたイメージ図

一眼レフ用のEFとEF-Sのレンズは、
アダプターを使えば、
ミラーレスのカメラにも付けられます。

EOS MシリーズからEOS Rシリーズに買い替える時は、
持っているEF-Mのレンズは、
アダプターを使っても付きません。

それと、フルサイズのEOS Rシリーズに、
アダプターでEF-Sのレンズを付けた時も、
RF-Sを付けた時と同じで、
写真の真ん中の部分だけが記録されます。

アダプターで付く組み合わせは、
レンズとは別に、アダプターを用意する必要があります。

EOS Mシリーズでアダプターを使うと、
レンズによっては、
本来ほど近くに寄って撮れなかったり、
一部の機能が使えなかったりすることがあります。


中古のキヤノンのレンズを買う前に、自分のカメラに付くか確かめる手順

ここまでの話を、
中古のレンズを買う前に、
自分のカメラに付くかを確かめる手順にまとめます。

  1. 自分のカメラの名前から、一眼レフ・EOS Mシリーズ・EOS Rシリーズのどれかを確かめる
  2. 一眼レフかEOS Rシリーズなら、フルサイズかAPS-Cかも確かめる
  3. 買いたいレンズの名前の頭の文字(EF・EF-S・EF-M・RF・RF-S)を、「EF-S」「EF-M」のように「-」のあとまで見る
  4. カメラとレンズの組み合わせが、そのまま付くか、アダプターで付くか、付かないかを、上の一覧と照らし合わせる
  5. アダプターで付く組み合わせなら、アダプターも用意できるかを確かめる
  6. 商品名に頭の文字が書かれていない時や、5つのどれにも当てはまらない時は、商品の写真でレンズに書かれた名前を見るか、お店に「どのマウント用ですか」と聞く

シグマやタムロンのように、
カメラメーカーとは別の会社が作ったレンズは、
「キヤノン用」と書かれていても、
EF用やRF用など、どのマウント用かで別の製品に分かれています。

同じ名前のレンズでも、
EF-M用とRF用が別々にあるものもあります。

この場合は、商品の説明に書かれた対応マウントや写真で、
どのマウント用かを見ておくと安心です。

レンズの名前の頭の文字が合っていても、
名前の最後の文字が違うだけで、
中身が別物のレンズのこともあります。

名前がそっくりな別物の見分け方は、
別の記事にまとめています。

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まとめ

同じキヤノンなのに、
レンズが付かない時の見分け方を、まとめました。

キヤノンのレンズが付くかどうかは、
メーカーの名前ではなく、マウントで決まります。

一眼レフ用とミラーレス用は別物で、
ミラーレス同士でも、
EOS MシリーズとEOS Rシリーズは、別のマウントです。

組み合わせを全部覚えなくても、
買う前に、自分のカメラの名前と、
レンズの名前の頭の文字を見比べれば、
買い間違いはだいぶ減らせると思います。

今回の記事は、以上になります。

Instagram(@camera_kenya)では、
毎週の撮影を載せています。


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この記事を書いた人

けんやのアバター けんや 中古カメラのEC販売8年・撮影は2026年夏から

広島在住。中古カメラのEC販売をしています。販売歴8年以上。いろんなカメラを触ってきた経験を生かして、風景・物撮りメインに撮影しています。撮るのはまだ初心者ですが、楽しみながら上達中です。

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