こんにちは、けんやです。
今回は、
Canon EOS M10で、
橋の塔の左上に出ている太陽を、
F値を変えながら撮って、
光の筋の出方を見比べた話
というテーマでお話ししていきます。
Canon EOS M10は、
キヤノンの軽いミラーレスカメラです。
この前の3連休に、
愛媛県松山市の道後温泉へ旅行に行きました。
1日目は、
広島県の尾道と愛媛県の今治を、島づたいにつなぐ
しまなみ海道を、自転車で走りました。
その日に、
海の見える高台から、
しまなみ海道の橋の塔と、空に出ている太陽を撮りました。
撮っている途中で、モードをMに切り替えて、
F値をF8、F16、F18と変えました。
写りがどう変わるかを見たくて、
深く考えずに変えています。
結果から言うと、
Mで撮ったF8では、太陽が白い丸になり、
F16とF18では、太陽から光の筋が出ました。
ここでいう光の筋は、
太陽から放射状に伸びる、光の線のことです。
ただ、
F値を変えた写真は、
ISO感度や露出補正もそれぞれ違い、
写真全体の明るさに差があるものもあります。
そのため、
光の筋の違いが、F値だけによるものとは言い切れません。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- Canon EOS M10で撮った、橋と太陽の作例(設定データ付き)
- F8、F16、F18で撮った、太陽の写り方の違い
- 太陽のまわりを切り出して、並べた写真
- F18でも、光の筋が出なかった写真
- EOS M10で、F値を変えて太陽を撮る手順
なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。
使ったカメラは、旅館の夕食と道後温泉を撮ったのと同じCanon EOS M10
Canon EOS M10は、
2015年10月に発売された、
キヤノンのミラーレスカメラです。
レンズは、
標準ズームレンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを、
付けたままにしました。
EOS M10を旅行に持っていった理由や、
中古で選ぶときに見ておきたいところは、
同じ旅行で旅館の夕食を撮った作例と一緒に、こちらの記事にまとめています。

撮った条件:Mモードで、シャッタースピードを1/1250秒のままにして、F値を変えた
撮ったのは、
しまなみ海道にかかる橋の1つです。
塔からななめに張ったケーブルで、
道路を支える形の橋です。
海の見える高台から、
橋の塔と、その左上に出ている太陽を、
縦位置で撮りました。
晴れていて、
縦位置の写真では、太陽のまわりに雲は写っていません。
橋の写真は、
はじめはAv(F値を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが決めるモード)で、
F8のまま撮っていました。
途中からMにして、
F値を変えて撮っています。
縦位置の橋の写真のうち、Mで撮った7枚の設定は、次のとおりです。
- 撮った枚数:7枚
- モード:M(マニュアル。F値もシャッタースピードも自分で決めるモード)
- F値(絞りの大きさを表す数字。数字が大きいほど、レンズから入る光が減る):F8、F16、F18
- シャッタースピード(シャッターが開いている時間。長いほど光がたくさん入る):7枚とも1/1250秒
- ISO感度(数字を上げるほど、暗い場所でも明るく撮れる設定):カメラまかせ。実際は100から640だった
- 露出補正(写真の明るさの調整。+にすると明るく、−にすると暗く写る):写りがどう変わるかを見たくて、深く考えずに変えた。−2、−1/3、−1、0の4通り
- ズーム:7枚とも18mm(29mm相当)
- フラッシュ:光らせていない
写真の下に書いた数字は、
撮影データ(カメラが写真に記録している設定の数字)です。
SSは、シャッタースピードのことです。
撮影データを、
スマホやパソコンで見返す方法は、
こちらの記事にまとめています。

Canon EOS M10の作例|橋と太陽の光の筋を、F値を変えて撮った
ここからは、
F値を変えた写真を並べます。
F8とF18:白い丸の太陽と、光の筋が出た太陽
最初は、
F8とF18で撮った2枚です。
2枚とも、
同じ場所から、同じズームで撮っています。
ただ、
ISO感度と露出補正が違い、
F8はISO100・露出補正−2、F18はISO500・露出補正0です。
左がF8、右がF18です。

左のF8の写真は、
太陽が大きな白い丸になって、
まわりの空まで白っぽく広がっています。
太陽から伸びる光の筋は、
ほとんど見えません。
右のF18の写真は、
太陽のまわりの空の白っぽさが薄くなり、
長い光の筋が、放射状に伸びています。
この2枚は、
写真全体の明るさが近いです。
F16:空が暗く写って、光の筋が目立った
次は、
F16で撮った1枚です。
F8と同じく、
露出補正は−2です。

空は、
F8とF18の2枚よりも暗い、紺色に写りました。
山や、手前の木々と家の屋根も、
黒い影になっています。
太陽から伸びる光の筋は、
暗い空の上で、はっきり見えます。
太陽のまわり:F16とF18は、光の筋の本数と向きが近かった
太陽のまわりだけを切り出して、
同じ大きさで並べました。
左から、
F8(Av)、F8(M)、F16、F18です。

いちばん左は、
Mにする前に、Avで撮ったF8の写真です。
同じF8でも、
Avで撮った写真は、シャッタースピードが1/4000秒と速く、
まわりの空が暗く写っていて、
太陽から、短く細い光の筋が、少しだけ出ています。
Mで撮ったF8の写真は、
太陽のまわりの空が白っぽく写り、
光の筋は、ほとんど見えません。
F16とF18は、
どちらも、長い光の筋が、太陽のまわり全体に出ています。
F16とF18の光の筋は、
本数と向きが、ほとんど同じに見えます。
ただ、
F18の方が、空が明るく写っています。
撮ってわかったこと
F18でも、光の筋が出なかった写真があった
同じ日に、
形の違う吊橋(塔のあいだに渡した太いケーブルから、たくさんのロープで道路を吊る形の橋)も撮りました。
この写真も、
Mで、F18、1/1250秒で撮っています。

太陽は、
薄い雲にかかっていて、
白くにじんだ塊のように写りました。
太陽から伸びる光の筋は、
この写真には出ていません。
同じF8でも、光の筋の見え方が違った
太陽のまわりを切り出した、Avで撮ったF8とMで撮ったF8は、
シャッタースピードと明るさが異なり、
光の筋の見え方も違いました。
以前、
別のカメラで、F値を変えずに、
太陽と木の枝の重なり方を変えて撮ったときも、
光の筋の見え方が変わりました。
そのときの話は、
こちらの記事にまとめています。

EOS M10で、F値を変えて太陽を撮る手順
同じように、
F値を変えて太陽を撮るなら、手順は次の4つです。
- 上面のモードスイッチをカメラのマークに合わせ、画面左上のモードをタッチして、Mを選び、[OK]をタッチする。ISO感度は、カメラまかせのままにする
- 背面の上ボタン(▲)を押してシャッタースピードを選び、上面の電子ダイヤルを回して決める(今回は1/1250秒)
- 上ボタン(▲)を押してF値を選び、電子ダイヤルを回して、F値を変えながら1枚ずつ撮る(今回はF8、F16、F18)
- 背面の再生ボタンを押して、撮った写真の画面を素早く2回タッチして拡大し、太陽のまわりを見比べる
Mにして、シャッタースピードを決めておくと、
F値を変えても、シャッタースピードは変わりません。
3つ目でF値を変えているあいだも、
撮らないときは、カメラを太陽からそらしておきます。
カメラを太陽に向けると、
撮像素子(光を受け止める部品)やカメラの内部が傷むことがあるからです。
EOS M10にはファインダーがないので、
背面の画面を見て撮ります。
ファインダーのあるカメラで真似するときは、
ファインダーをのぞいて、太陽を見ないでください。
4つ目を入れたのは、
光の筋は細いので、
拡大した方が、違いが分かりやすいからです。
まとめ
Canon EOS M10で、
しまなみ海道の橋と、空に出ている太陽を、
F値を変えながら撮りました。
Mで撮ったF8では、
太陽が白い丸になり、
光の筋は、ほとんど見えませんでした。
F16とF18では、
太陽から光の筋が出ました。
ただ、
同じF18でも、薄い雲にかかった太陽の写真では、光の筋が出ませんでした。
逆光(太陽の方を向いて撮ること)の写真は、
前に逆光で撮ったときにも感じましたが、
やっぱり雰囲気が出るなと思いました。
今回の記事は、以上になります。
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毎週の撮影を載せています。
