こんにちは、けんやです。
今回は、
Canon IXY 410Fで、大須の商店街を、
撮影モードを切り替えながら撮り歩いた話
というテーマでお話ししていきます。
Canon IXY 410Fは、
キヤノンの薄いコンパクトデジタルカメラです。
名古屋旅行の続きで、
愛知県名古屋市の中区にある、
大須の商店街を歩きました。
大須は、
大須観音というお寺の門前町として栄えた街で、
今は約1,200の店や施設が集まる商店街になっています。
地下鉄の大須観音駅と上前津駅の間にあって、
家電の店や古着屋、食べ歩きの店まで、
いろんな店が並んでいます。
東京の秋葉原、大阪の日本橋とともに、
「日本三大電気街」の1つといわれる街でもあります。
(参考:大須商店街公式サイト「アット大須」、大須の由来)
小籠包に唐揚げ、ビールと、
食べ歩きをしていたので、
片手が食べ物でふさがっていることもありました。
細かい設定は触らずに、
撮影モードを切り替えて、
看板やアーケード、寺を撮りました。
結果から言うと、
看板は「トイカメラ風」で撮ると、
レトロな雰囲気に写りました。
寺の石段やアーケードは、
「ジオラマ風」で撮ると、
ミニチュア模型のように写りました。
一方で、
万国旗を「オールドポスター」と「極彩色」で撮った2枚は、
正直、違いがあまり分かりませんでした。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- Canon IXY 410Fで撮った、大須の商店街の作例(設定データ付き)
- 同じ看板を、こだわりオートとトイカメラ風で撮った写真の違い
- ジオラマ風で撮った、寺の石段とアーケードの写り
- 極彩色で撮った1枚が、シャッタースピード1/13秒で手ブレした例
- 大須の商店街をモードで撮り歩く、同じことを試す手順
なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。
使ったカメラは、前回と同じCanon IXY 410F
Canon IXY 410Fは、
2011年に発売された、
キヤノンのコンパクトデジタルカメラです。
(参考:キヤノンカメラミュージアム)
名古屋に持って行くカメラを選んだ理由や、
同じ旅行で名古屋めしを撮った作例は、
前回の記事にまとめています。

撮った条件:露出補正は0のまま、撮影モードを切り替えた
撮ったのは、
大須の「大須観音通り」と「万松寺通り」という、
屋根のついたアーケードの商店街と、
大須観音というお寺の境内です。
大須観音通りは、
万松寺通りとつながっていて、
大須観音の本堂の横へと続いています。
(参考:観音通り(大須商店街)|ニッポン旅マガジン)
設定は、次のとおりです。
- 撮影モード:こだわりオート(カメラまかせの全自動のモード)、トイカメラ風(四隅を暗くぼかすモード)、オールドポスター、極彩色(色の濃さを強調するモード)、ジオラマ風、ハイスピード連写を切り替えた
- ズーム:広角の24mm相当から、93mm相当まで(mm相当の数字が大きいほど、遠くのものを大きく写せる)
- F値(レンズから入る光の量を決める数字):カメラまかせ
- 露出補正(写真の明るさの調整):すべて0
- ISO感度(数字を上げるほど、暗い場所でも明るく撮れる設定):カメラまかせ
- フラッシュ:この記事に載せた写真では、どれも光っていない
写真の下の設定データは、
カメラに記録されていた数字です。
SSは、シャッタースピードのことです。
シャッターが開いている時間です。
カメラに記録された設定の見方は、
こちらの記事にまとめています。

Canon IXY 410Fの作例|大須の商店街をモードで撮り歩いた
ここからは、
撮った写真を、場所ごとに並べます。
大須観音通りの看板:トイカメラ風は、写真の四隅が暗く沈んだ
最初は、
大須観音通りの入口にある、赤い看板です。
同じ看板を、
こだわりオートとトイカメラ風の2つのモードで撮りました。
トイカメラ風は、
使用説明書では、
画像の四隅を暗くぼかして、全体の色調を変えるモードです。

2枚とも、
F値、シャッタースピード、ISO感度は同じです。
左のこだわりオートの写真は、
看板のまわりの柱や天井も明るく写っています。
右のトイカメラ風の写真は、
四隅の柱や天井が暗く沈んで、
全体の色も落ち着いた色になりました。
光っている看板と天井の照明は、
明るいまま残っています。
右の写真は、
立つ位置が少し違うので、
左側の柱や街灯まで入っています。
F値もシャッタースピードもISO感度も同じなので、
四隅が暗いのは、トイカメラ風の効果です。
右のトイカメラ風の方が、
古い写真のような、
レトロな雰囲気に見えました。
アーケードの万国旗:オールドポスターと極彩色は、違いがあまり分からなかった
大須観音通りのアーケードには、
天井いっぱいに、いろんな国の国旗が下がっていました。
愛知・名古屋で開かれるアジア大会(アジア競技大会)にあわせて、
大須の商店街に各国の国旗が掲げられていることは、
ニュースでも紹介されていました。
(参考:CBC NEWS(ライブドアニュース))

こちらは、
ズームせずに広角のまま、
こだわりオートで撮った1枚です。
万国旗が、
アーケードの奥の方まで続いて写っています。
同じ通りの万国旗を、
オールドポスターと極彩色でも撮りました。

オールドポスターは、
使用説明書では、
古いポスターのようなイラスト風の効果をつけるモードです。
2枚は、
ズームもF値もシャッタースピードもISO感度も同じですが、
カメラを向けた場所が違うので、
写っている旗は違います。
見比べてみましたが、
正直、違いはあまり分かりませんでした。笑
大須観音の鐘楼:極彩色の1枚は、全体が明るく、シャッタースピードも遅かった
大須観音の境内にある、
鐘楼(鐘をつるした建物)です。
(参考:大須観音 諸堂案内)
同じ鐘楼を、
こだわりオートと極彩色で撮りました。

左のこだわりオートの写真は、
曇り空が灰色に写って、
屋根の瓦も落ち着いた色です。
右の極彩色の写真は、
空が白く写るほど全体が明るくなって、
柱の木の色と、後ろの木の緑が濃く出ました。
右の写真は、
鐘楼に少し近づいて撮ったので、
鐘楼が大きく写っています。
近づいたぶん、空と鐘楼の写る割合も変わっています。
設定データを見ると、
F値とISO感度は同じで、
シャッタースピードだけが、
1/30秒から1/15秒に遅くなっていました。
近づいて撮っているので、
シャッタースピードが遅くなった理由を、
極彩色だけとは言い切れません。
ジオラマ風:寺の石段とアーケードが、模型のように写った
ジオラマ風は、
写真の上と下をぼかして、
ミニチュア模型のような写真にするモードです。
こちらは、
大須観音の境内にある、幟が並んだ石段です。

石段の両側に並ぶ、
幟の文字のあたりだけがくっきり写って、
奥の建物の屋根と、手前の石段がぼけています。
本物の石段なのに、
模型のように見えます。
次は、
大須観音通りとつながっている、
万松寺通りのアーケードです。

通りの両側に並ぶ、
のぼり旗のあたりがくっきり写って、
上の看板と天井はぼけています。
普通の商店街でも、
ジオラマ風にすると、
小さな模型の街のように見えました。
紅葉と提灯の飾り:ハイスピード連写は、画素数が4分の1くらいになる
最後は、
商店街を歩いているときに見かけた、
紅葉と提灯の飾りです。

見上げた天井に、
紅葉の飾りと提灯が、
びっしり下がっていました。
この1枚は、
ハイスピード連写で撮りました。
ハイスピード連写は、
シャッターボタンを押している間、続けて撮れるモードです。
使用説明書では、1秒間に最高約8.0枚と書かれています。
そのかわり、
写真の大きさが小さくなります。
画素数は、
1984×1488画素に固定されます。
ほかのモードで撮った写真は4000×3000画素なので、
縦も横も半分くらいで、
画素数が4分の1くらいの写真になります。
使ってわかったこと
良かったところ
良かったのは、
同じ看板でも、F値もシャッタースピードもISO感度も同じまま、
トイカメラ風にすると四隅が沈み、
レトロな雰囲気になったことです。
寺の石段やアーケードは、
ジオラマ風にすると、模型のように写りました。
写真の見え方が変わるので、
つい撮る枚数が増えました。
気になったところ
極彩色で撮った写真の中に、
シャッタースピードが1/13秒になって、
手ブレした1枚がありました。

こちらは、
大須観音の境内にある朱色の建物です。
屋根の飾りや、手前の木の葉の輪郭が、
二重になったように写っています。
1/13秒は、看板の写真の1/60秒より、シャッターが長く開いています。
開いているあいだにカメラが動くと、
手ブレして、輪郭が二重に写ります。
鐘楼の極彩色は1/15秒で、
同じ鐘楼のこだわりオートの1/30秒より遅くなっていました。
万国旗の極彩色は、オールドポスターと同じ1/60秒でした。
大須の商店街をモードで撮り歩く、同じことを試す手順
同じように撮り歩くなら、手順は次の4つです。
- 看板を見つけたら、背面のモードスイッチをAUTOの側にして、こだわりオートで1枚撮る
- モードスイッチをカメラのマークの側(AUTOではない側)にして、FUNC./SETボタンを押し、上下で[P]を選んでもう一度FUNC./SETボタンを押し、出てきた一覧から「トイカメラ風」を選び、同じ看板をもう1枚撮る
- アーケードや寺の石段は、手順2と同じ操作で一覧から「ジオラマ風」を選び、白い枠を幟やのぼり旗に合わせて撮る
- 極彩色も、手順2と同じ操作で一覧から選ぶ。撮ったあとに画面を見て、シャッタースピードが遅くなっていたら、写ったものの輪郭が二重になっていないか確かめる
1つ目のこだわりオートは、
モードスイッチをAUTOの側にして撮るモードです。
2つ目のトイカメラ風、3つ目のジオラマ風、4つ目の極彩色は、
モードスイッチをカメラのマークの側にしてから、
FUNC./SETボタンの一覧で選ぶモードです。
モードの選び方の細かい手順は、
前回の記事にも書いています。

ジオラマ風を選ぶと、
画面に白い枠が出ます。
白い枠の中が、ぼかさない範囲です。
枠の大きさや位置を変えるときは、
MENUボタンを1秒以上押します。
ズームレバーで枠の大きさを変え、
▲か▼のボタンで枠の位置を変えます。
枠を変えたあとは、もう一度MENUボタンを押して、枠を決めます。
4つ目で画面を見るのは、
今回、極彩色で撮った朱色の建物が、
シャッタースピード1/13秒で手ブレしていたからです。
まとめ
Canon IXY 410Fで、
大須の商店街を、撮影モードを切り替えながら撮り歩きました。
看板は、トイカメラ風にすると、
写真の四隅が沈んで、レトロな雰囲気に写りました。
寺の石段やアーケードは、
ジオラマ風にすると、模型のように写りました。
万国旗は、
オールドポスターと極彩色で撮っても、
違いがあまり分かりませんでした。
モードを変えると写真の見え方も変わって、
つい撮る枚数が増えました。
同じ旅行では、
公園の逆光の門と夕方の太陽も、
IXY 410Fでモードを変えて撮りました。
門は3つのモードで撮り比べ、
空の雲と木目の写りがどう違うかを、
こちらの記事にまとめています。

今回の記事は、以上になります。
Instagram(@camera_kenya)でも、
毎週の撮影を載せています。
