こんにちは、けんやです。
今回は、
PowerShot G16で、
ゆで玉子に寄って背景のボケを撮り比べた話
というテーマでお話ししていきます。
朝イチで近所のコメダへ行くときに、
出品前のカメラを1台、連れていきました。
キヤノンの高級コンデジ、PowerShot G16です。
以前の絞り比較ではGR IIIで、
手前の植え込みにピントを合わせると、
奥の木がボケる写真を撮れました。

今度は、
GR IIIよりセンサーが小さいG16で、
モーニングのゆで玉子を撮ってみました。
玉子まで20〜30cmほど。
絞りをF1.8、F4、F8と変えて、奥のカップを見比べます。
結果は、
F1.8でもカップのロゴは残っていますが、
F8にすると線の見え方が変わりました。
13年前のコンデジで、
正直、ここまでボケる印象はなかったです。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- PowerShot G16の作例3枚と、ピントが外れた参考カット1枚
- F1.8・F4・F8で、カップやかごの写り方がどう変わったか
- 中古のG16で、今回のような撮影を試すときに確認したいところ
なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。
PowerShot G16は、明るいズームレンズを備えた高級コンデジ
G16は、
2013年9月に出た、キヤノンの人気コンデジ「Gシリーズ」の1台です。
絞りやシャッタースピードを
自分で決めて撮りたい人に向けた、
上位のモデルです。
キヤノンは、
暗い場面で写真のざらつきを抑える性能や、
ピント合わせの速さを特徴として紹介しています。
(参考:キヤノンカメラミュージアム)
ズームしても光を取り込みやすい、
明るいレンズが付いているカメラです。
あと、
ダイヤルがゴツゴツしていて、
クラシカルな見た目が個人的にお気に入りです。

撮った条件:玉子に寄って、F1.8・F4・F8を撮り比べ
手前にコメダ珈琲のモーニング、
ゆで玉子と食パンのかご、
斜め奥にコーヒーカップを置いた、
窓際のテーブルで撮っています。
モードは「Av」。
絞りの数字を自分で決めると、
シャッタースピードをカメラが決めるモードです。
本命の3枚は、次の設定で撮りました。
- モード:Av(絞り優先)
- 絞り:F1.8・F4・F8
- ISO感度:400で固定
- 露出補正:0
- ズーム:いちばん広角のまま
- ピント:マクロモード
- 手ブレ補正:切
- NDフィルター:切
- フラッシュ:発光なし
玉子までの距離は、
撮影時の目安で20〜30cmほどです。
マクロモードは、
近くの小さな物を撮るための設定です。
カメラをテーブルに直接置くと、
位置が低すぎて、
かごの中の玉子や食パンが見えませんでした。
そこで、テーブルに鞄を置き、
その上にカメラをのせて高さを調整しました。
同じ玉子とカップを撮っていますが、
3枚は少しずつ上下に構図がずれています。
ここでは、
主に絞りを変えたときの写り方を見ていきます。
PowerShot G16の作例3枚|コンデジの背景ボケはどう変わるか
撮った順に、
F1.8、F4、F8で並べます。
作例1:F1.8では、奥のカップと手前のかごがボケた

手前の玉子にピントを合わせた1枚です。
左奥のカップは、
青い文字とロゴが分かるものの、
線の輪郭が柔らかくなっています。
手前にあるかごの縁も、
編み目がぼやけています。
奥のカップだけでなく、
玉子より手前のかごもぼやけていました。
作例2:F4では、カップの文字が読み取りやすくなった

F4にすると、
カップの文字やロゴの線が、
F1.8より読み取りやすくなりました。
玉子の後ろにある、
食パンやかごの編み目も見えています。
ただ、
手前のかごの縁には、まだボケが残っています。
作例3:F8では、手前のかごの編み目も見えやすい

F1.8の写真と比べると、
カップのロゴの線に加えて、
手前のかごの編み目も見えやすくなっています。
写真全体のどこも同じようにくっきり、
というわけではありません。
それでも、
F1.8ではぼやけていた手前と奥に、
形が見える部分が増えました。
このときのシャッタースピードは、
1/4秒まで遅くなっていました。
小さいセンサーでも、カップの線にボケの差が出た
カップのロゴだけを、
同じ大きさで並べると分かりやすいです。

F1.8でも、
ロゴが消えてしまうほどのボケではありません。
カップだと分かる形を残したまま、
文字や絵の線がぼんやりしています。
私には、
このくらい背景がボケるだけでも意外でした。
ただ、
今回の3枚は、
玉子に近づいた状態で絞りを変えたものです。
距離を変えて撮り比べたわけではないので、
センサーの大きさと距離のどちらが効いたかまでは、
この写真だけでは分かりません。
分かったのは、
G16でも、このテーブルの構図なら、
絞りを変えた差が写真に出たことです。
GR IIIの絞り比較では、
近くの植え込みと、遠くの川の景色で、
絞りの差がどこに出たかを見ています。
カメラと主役の距離を変えた例では、
EOS Mでパンを約40cm・20cm・15cmから撮った3枚を並べています。
絞りはF4のまま、
写る範囲とパンの表面の見え方を見比べました。

F1.8で撮っても、玉子にピントが合っていない1枚があった
本命の3枚より前には、
こんな写真も撮っていました。

手前のかごの縁は、
編み目がはっきりしています。
その後ろにある玉子は、
少しぼんやりしています。
撮りたかった玉子より、
手前にピントが来ていました。
この写真もF1.8で撮っていて、
背景のカップはボケています。
でも、
主役の玉子までぼんやりすると、
撮りたかった写真とは違います。
絞りの数字だけ見て終わらず、
ピントが玉子に来ているかまで確認します。
次に同じように撮るときは、
先にそこを確認しておきたいです。
同じことは、このあとNikon COOLPIX P300で
ジュースのカップを撮ったときにも起きました。
カップを撮ったつもりが、
後ろの葉にピントが合っていた1枚です。

使ってわかったこと
良かったところ
G16で良かったのは、
前面のダイヤルで絞りを変えながら、
同じ被写体を撮り比べられたことです。
今回は、
F1.8、F4、F8と切り替えて、
玉子とカップの写り方を比べました。
また、別のレンズを用意しなくても、
近くの玉子を大きく写せました。
カメラ1台を連れてきただけで、
モーニングを被写体に撮り比べができました。
気になったところ
今回G16で撮っていて気になったのは、
店内でF8まで絞ると、
シャッタースピードがかなり遅くなったことです。
F1.8のときは1/80秒でしたが、
F8では1/4秒になりました。
カメラを鞄の上に置いて撮ったので、
これは手持ちで撮れた作例ではありません。
中古のG16で、絞り比較を試す前に確認したい2つのこと
今回の撮り方で使った操作から、
中古を選ぶときの確認点を2つ挙げます。
前面ダイヤルで、画面のF値が変わるか
Avモードにして、
前面ダイヤルを回し、
画面のF値が操作に応じて変わるかを見ます。
ダイヤルの役割は設定で変えられるので、
F値が動かない場合は、
故障と決める前に機能の割り当ても確認します。
今回のようにF1.8まで使いたいなら、
ズームはいちばん広角にして確認します。
G16は、
いちばん望遠では開放のF値がF2.8になるので、
その状態でF1.8が選べないのは仕様です。
(参考:キヤノン公式の主な仕様)
近くの物にピントを合わせて、撮った写真を確認する
今回のように、
手前の物にピントを合わせて1枚撮り、
再生画面で拡大して見ます。
シャッターが切れたかだけでなく、
合わせたかった物がはっきり写っているかも確認します。
ピントが合わないときは、
近づきすぎていないか、
ズーム位置とマクロの設定も見ておきます。
G16のマクロ撮影範囲は、
広角側でレンズの先から1〜50cmです。
(参考:PowerShot G16 カメラユーザーガイド)
私の参考カットのように、
別の場所にピントが来ている場合もあります。
まずはピントを合わせる位置を確かめて、
撮り直してみると、確認しやすくなります。
まとめ
PowerShot G16で、
コメダのゆで玉子とカップを、
F1.8・F4・F8で撮り比べました。
F1.8では、
カップの線と手前のかごがボケて、
F8では見える形が増えました。
次はカップをもっと奥に置くなど、
距離を変えた撮り比べも試してみたいです。
Instagram(@camera_kenya)でも
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