こんにちは、けんやです。
今回は、
中古カメラのランク表記で「AB」と書かれた品は、本当に良品と言っていいのか
というテーマでお話ししていきます。
中古カメラの店の商品ページには、
「AB」「B」といったランクが付いています。
「ランク」は、
その中古品の状態を、
店がアルファベットで表したものです。
たとえばカメラのキタムラなら、
ABは「良品」、Bは「並品」です。
キタムラのABは、6段階の上から3番目のランクです。
「良品」と書かれていても、
キズがどのくらいあるのかは、
ABという文字だけでは分かりません。
私は撮る方はまだ初心者ですが、
売る側としては8年以上、
中古のカメラを1台ずつ動作確認してから出品してきました。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- AB品を、どのくらいの状態と考えればいいか
- 同じ「AB」「B」でも、店によってランクの中身が違う理由
- 買う前に実物を見る方法と、届いてから確かめること
中古カメラのランクがABなら、良品と考えていい
先に結論です。
大きな中古カメラの店でランクがABなら、
表記どおり良品と考えて大丈夫です。
大きな中古カメラの店ほど、
ランクを念のため1段階低めに付ける傾向があります。
私が見てきた範囲では、
AB品の実物が、
Aに近いくらいきれいなこともあります。
カメラのキタムラの公式ページでは、
ABは「良品」で、
外観に多少のキズや擦れがあり、正常に作動するもの、とされています。
ただ、
良品と考えていいのは、状態全体の話です。
ABという文字だけでは、
キズがどこに、どのくらいあるのかまでは分かりません。
ランクの付け方は、店ごとに違いますし、
同じ店の中でも、付ける人によってばらつきがあります。
キズの場所まで気になるなら、
買う前に実物を見て決めるのが確実です。
外装の割れやヒビについて、
目立ちやすい場所と目立ちにくい場所の違いは、
別の記事にまとめています。

中古カメラのランク表記は店ごとの基準で、同じ「B」でも意味が違う
中古カメラのランクには、
業界で共通の基準がありません。
どの文字にどの状態を当てるかは、
店がそれぞれ決めています。
たとえば、Bの意味は、店によって大きく違います。
- カメラのキタムラのBは「並品」。AA・A・AB・B・C・Dの6段階で、上から4番目
- アールイーカメラのBは「美品」。S・A・B・C・D・E・Jの7段階で、上から3番目
同じ「B」でも、
キタムラでは目立つキズがあるランク、
アールイーカメラではきれいな部類のランクです。
ABも同じです。
フジヤカメラは、
ABの上下にAB+とAB-を置いた8段階で、
ABは「キズや塗装落ちがある標準的な中古商品」とされています。
キタムラのABは6段階の上から3番目、
フジヤカメラのABは8段階の上から4番目です。
同じ「AB」の文字でも、
その店の段階の中での位置が違います。
なので、
ランクの文字だけを見て、
別の店の商品同士を比べることはできません。
ランクを読むときは、
その店のランクの説明ページを一度開いて、
その文字に当てられた状態の説明を読んでおきます。

大手の中古カメラ店ほど、ランクを1段階低めに付ける
大きな中古カメラの店ほど、
ランクを控えめに付ける傾向があります。
理由は、届いた人からの苦情を避けるためです。
ABと書いた商品に、
説明に無いキズがあれば、
「ABなのにキズが多い」と言われてしまいます。
逆に、Bと書いた商品がきれいでも、
苦情にはなりにくいです。
なので、
AとABで迷う個体があれば、
念のため低い方のABを付けておく、ということが起きます。
店の数が多く、
扱う台数も多い大手ほど、
この付け方をしている、というのが私の見てきた実感です。
逆に言えば、
大手のB品の中には、
ABクラスの状態のものもあります。
少しでも安く買いたいなら、
B品を根気強く探してみるのもありです。
同じ中古カメラ店でも、ランクは付ける人でばらつく
中古カメラのランクは、
機械が測って付けているわけではありません。
店のスタッフが、
1台ずつ外観を見て、動作を確かめてから付けています。
そのため、
同じ店の同じABでも、
付けた人によって中身が少しずつ違います。
経験の長いスタッフと、まだ慣れていないスタッフとでは、
同じキズを見ても、ランクの判断が分かれることがあります。
ランクは、あくまでその店の、
その人が付けた目安です。
実物を先に見るなら、店舗受け取りの予約を使う
中古カメラを通販で買うと、
届くまで実物を見ることができません。
ランクの中身が気になるときは、
ネットで予約して、
近くの店舗で受け取る方法があります。
カメラのキタムラのネット中古では、
予約した中古品を、受け取りたい店舗で受け取れます。
店頭で実物を見て、
思っていた状態と違えば、予約をキャンセルして買わないこともできます。
自分の都合で買わなかった場合は、
店舗への取り寄せにかかった送料として、
1点につき550円(税込)の手数料がかかります。
買ったときは、この550円はかかりません。
ただ、
商品説明文に書かれていない欠陥があって買わなかった場合は、
この550円はかからないはずです。
(店舗によって対応が異なる可能性があります。
私の最寄りの店舗ではかかりませんでした。)
ほかにも、予約にはいくつか条件があります。
- 予約の期限は、「お渡し準備完了メール」が送られた日を含めて1週間以内
- キャンセルは、受け取りを希望した店舗へ連絡する
- 連絡しないキャンセルが続くと、取引を止められることがある
ほかの中古カメラ店でも、
店頭受け取りや取り寄せができる店があります。
できるかどうか、費用がかかるかどうかは、
その店の案内で確かめておきます。

中古カメラをランクで選ぶときに、自分で確かめる手順
ここまでの話を、
買う前と届いてからの手順にまとめます。
- ランクの文字が表す状態を、その店のランクの説明ページで読む
- 商品ページの写真と説明文で、キズの場所と大きさを見る
- キズの場所まで気になるなら、店舗受け取りの予約で実物を見る
- 手元に届いたら、外観だけでなく、動作とセンサーの汚れを確かめる
2つ目の説明文は、ランクの文字より細かく状態が書いてあることがあります。
キタムラのABの説明にも、
本体内部に少量のゴミがあるが撮影に影響がないもの、という一文があります。
レンズやセンサーのゴミ・カビが、
写真にどこまで出るのかは、別の記事にまとめています。

4つ目の動作の確認は、ランクが良くても省かない方がいいところです。
届いてから確かめることは、
レンズを交換できないコンデジなら、10項目にまとめています。

一眼レフとミラーレスは、
ファインダーやセンサーも見るので、9項目で別にまとめています。

まとめ
中古カメラのランク表記で、
AB品は本当に良品なのかについて、まとめました。
大手の中古カメラ店でABなら、表記どおり良品と考えて大丈夫です。
大手ほどランクを念のため1段階低めに付けるので、
届いた実物がAに近いこともあります。
ただ、ランクの中身は店ごとに違い、
同じ店でも付ける人でばらつきます。
同じ「B」でも、並品の店もあれば、美品の店もあります。
キズの場所まで気になるなら、
店舗受け取りの予約で実物を見てから決められます。
ABの文字を見たら、
その店のランクの説明と、商品ごとの説明文まで読んでおく。
それだけで、届いた実物とのギャップはずっと小さくなります。
参考になれば幸いです。
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毎週の撮影を載せています。
