こんにちは、けんやです。
今回は、
Nikon D3400を三脚に載せて、
ペットボトルのまわりに吹いた霧吹きの霧を撮った話
というテーマでお話ししていきます。
Nikon D3400は、
ニコンの入門用の一眼レフです。
売り物として1台入ってきたので、
出品する前に作例を撮りました。
撮ったのは、
自宅のベランダのテーブルに置いた、
ペットボトルの三ツ矢サイダーです。
やりたかったのは、
ボトルのまわりに霧吹きで霧をかけて、
よく冷えている感じを出すことでした。
カメラは三脚に載せて、
セルフタイマーを10秒にセットし、
シャッターが切れる直前に霧を吹くのを繰り返しました。
そのうえで、
露出補正(写真の明るさの調整)を、
−1から+2まで変えて撮っています。
結果から言うと、
露出補正を+1.3まで上げた写真では霧が白くはっきり写り、
−1の写真では霧がほとんど見えなくなりました。
もう1つ意外だったのは、
露出補正をプラスにしても、
シャッタースピードは1/100秒のまま変わらず、
変わったのはISO感度(数字を上げるほど、暗い場所でも明るく撮れる設定)の数字だったことです。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- Nikon D3400で撮った作例4枚と失敗カット1枚(設定データ付き)
- 露出補正を変えた写真で、霧がどう写ったか
- 霧を見分けられた場所と、見分けられなかった場所の違い
- 三脚とセルフタイマーを使って、同じことを試す手順
- 中古のNikon D3400を選ぶときに見ておきたいところ
なお、
普段私は中古カメラのEC販売をしており、
これまで8年以上、いろんなカメラを触ってきましたが、
撮る方はまだ初心者です。
Nikon D3400は、ニコンの入門用の一眼レフ
Nikon D3400は、
2016年8月に発表された、
ニコンの一眼レフです。
ニコンの発表では、
入門用(エントリーモデル)という位置づけです。
撮影モードには、
画面の案内に沿って設定を選んでいける「ガイドモード」が付いています。
スマホとBluetoothでつないでおくと、
撮った写真をスマホへ送れる機能もあります。
重さは、
バッテリーとSDカードを入れて約445gと
一眼レフの中では比較的軽めです。
今回は、
ニコンの発表にある18-55 VRレンズキットの
ズームレンズ(AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)で撮りました。

撮った条件:三脚に載せて、カメラの設定で変えたのは露出補正だけ
撮った場所は、
自宅のベランダです。
晴れた日の夕方でした。
ボトルは、
ベランダの木のテーブルに置いています。
ボトルの後ろには、
ベランダの黒い柵が写っていて、
柵のすき間からは、
遠くの景色がぼけて見えています。
設定は、次のとおりです。
- モード:A(絞り優先。F値(レンズから入る光の量を決める数字)を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが決めるモード)
- 絞り(F値):F5.6
- ズーム:いちばん望遠側の55mm
- ISO感度:オート(カメラが180から2000の間で決めた)
- シャッタースピード:カメラまかせ(全部1/100秒だった)
- 手ブレ補正:オン
- 持ち方:三脚に載せて、セルフタイマー10秒
霧を吹きながら撮ったのは、全部で12枚です。
露出補正は、
−1、0、+1、+1.3、+2の5通りにしました。
+1.3は、
+1より少しだけ明るくする設定です。
Nikon D3400の作例|露出補正を−1から+2まで変えた5枚
ここからは、
同じボトルのまわりに霧を吹いて撮った写真を、
暗い方から順に並べます。
どの写真も、
F5.6・シャッタースピード1/100秒で、
カメラの設定で変えたのは露出補正だけです。
露出補正−1:柵が真っ黒になり、霧はほとんど見えない

ボトルの後ろの柵が、
ほとんど真っ黒に写りました。
霧を吹いたのに、
柵の前に白い霧がほとんど見えません。
写真を拡大して、
やっと薄い霧の粒が分かるくらいです。
ボトルの表面に付いた水滴は、
5枚の中でいちばん光って見えます。
露出補正0:柵の前に、霧がうっすら見える

露出補正をかけずに、
カメラが決めた明るさのまま撮った1枚です。
黒い柵の前に、
白い霧がうっすら写っています。
ただ、
パッと見ただけでは、霧を吹いたと分かりにくい写り方です。
補正0では5枚撮りましたが、
霧が写ったと分かるのは、この1枚だけでした。
霧を吹く量やタイミングは、
毎回同じにはできていないので、
同じ補正でも、霧の写り方には1枚ごとの差があります。
露出補正+1:ボトルの両側に、白い霧が見えてきた

露出補正+1の写真では、
ボトルの左右の柵の前に、
白い霧がはっきり写りました。
霧の粒は、
点ではなく、斜めの細い線のように写っています。
柵は、
露出補正−1の1枚ほど真っ黒ではなくなりました。
露出補正+1.3:霧がいちばんはっきり写った

5枚の中で、
霧がいちばんはっきり写ったのが、この1枚です。
とくにボトルの左側は、
柵の前に白い霧が濃く広がっています。
それでも、
ラベルの白い部分と「MITSUYA CIDER」の文字は、
くっきり残っています。
露出補正+2:柵のすき間が真っ白になった

+2まで上げると、
柵のすき間が、真っ白になりました。
柵の黒も灰色に近くなって、
写真全体が白っぽくかすんでいます。
ラベルの文字は読めますが、
ボトルの白い部分と後ろの白いすき間が近い明るさになって、
ボトルの輪郭が背景と見分けにくくなりました。
霧は写っていますが、
主役のボトルまで白っぽくなってしまったので、
これは失敗カットにしました。
霧を見分けられたのは、黒い柵の前だけ
5枚を見比べていて気づいたのは、
霧を見分けられるのが、
黒い柵の前だけだということです。

左の補正0では、
黒い柵の前に、白い霧の粒が細い線になって写っています。
真ん中の補正−1では、
柵がさらに暗くなって、霧の粒はかなり見えにくくなりました。
右の補正+2では、
柵が灰色になり、その柵の前に霧の粒がびっしり写っています。
一方で、
柵のすき間から見える明るい景色の前では、
どの補正でも、霧があるのかどうか見分けがつきませんでした。
同じ霧を吹いても、
後ろが暗い所では霧が白く見え、
後ろが明るい所では見分けられませんでした。
以前、
透明なガラスのコップで露出補正を変えたときは、
プラスにすると、窓側の縁の線が細く明るくなって、
背景の白との境目が分かりにくくなりました。
今回の写真では、コップのときとは反対で、
露出補正を+1.3まで上げた写真では、霧がはっきり見えました。
補正0の1枚では、
残したかった霧がうっすらとしか写っていなかったので、
今回合っていたのは、露出補正+1から+1.3でした。
露出補正をプラスにするか、マイナスにするかを決める前に、
補正0の1枚でどこを見ればよいかは、こちらの記事にまとめています。

露出補正をプラスにしたら、ISO感度だけが上がった
今回、
写真の数字を見て意外だったのが、ISO感度の動き方です。
露出補正ごとに、
カメラが決めた数字を並べると、次のようになります。
- 露出補正−1:シャッタースピード1/100秒・ISO180
- 露出補正0:シャッタースピード1/100秒・ISO320〜400
- 露出補正+1:シャッタースピード1/100秒・ISO720
- 露出補正+1.3:シャッタースピード1/100秒・ISO1000〜1250
- 露出補正+2:シャッタースピード1/100秒・ISO2000
Aモードでは、
F値は自分で決めたF5.6のまま変わりません。
写真を明るくするには、
シャッタースピードを遅くするか、ISO感度を上げるかのどちらかです。
今回のD3400は、
シャッタースピードは1/100秒から動かさず、
ISO感度だけを180から2000まで上げていました。
以前、
防水コンデジのTG-6で露出補正をプラスにしたときは、
ISO感度が800まで上がったあと、
シャッタースピードが1/10秒まで遅くなっていました。
このときの写真と設定は、こちらの記事に載せています。

同じ「露出補正をプラス」でも、
カメラやISOオートの設定によって、シャッタースピードを遅くして明るくすることもあれば、
ISO感度を上げて明るくすることもあります。
なので、
露出補正を変えたあとは、
液晶のシャッタースピードとISO感度の両方の数字を見ておくと、
どちらで明るくしたのかが分かります。
三脚とセルフタイマーで、同じことを試す手順
同じように霧を撮るなら、手順は次の5つです。
- 三脚にカメラを載せて、主役のボトルと、その後ろに黒っぽい物が入る向きに合わせる
- モードダイヤルをAにして、F値を決める(今回はF5.6)
- 背面の十字キーの下にあるレリーズモード(1コマ撮影・連続撮影・セルフタイマーなどを切り替える設定)のボタンを押し、セルフタイマーを選んでOKボタンで決める
- シャッターボタンを全押ししてから、シャッターが切れる直前に霧を吹く
- シャッターボタンの近くにある露出補正のボタン(±の印)を押しながら、コマンドダイヤル(設定を変えるときに回すダイヤル)を回して補正を変え、4をもう一度行う
1つ目で後ろに黒っぽい物を入れるのは、
今回、霧を見分けられたのが、黒い柵の前だけだったからです。
3つ目のセルフタイマーは、
ニコンの使用説明書によると、
シャッターボタンを全押しするとカウントダウンが始まり、
約10秒後にシャッターが切れます。
ニコンの仕様では、
セルフタイマーの時間は2・5・10・20秒から選べて、セットアップメニューの[セルフタイマー]で変えられます。
5つ目の露出補正は、
使用説明書では、
被写体を明るくしたいときは+側、
暗くしたいときは−側にする、
と案内されています。
中古でNikon D3400を選ぶときに見るポイント
今回の1台と、ニコンの使用説明書から、
中古で見ておきたい点を3つに絞りました。
1つ目は、レンズが正常に伸び縮みするかです。
キットのズームレンズ(AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)は、
使わないときに短く縮めて、しまっておける作りです。
縮めたままでは撮影できず、
その状態で電源を入れると、画面に警告が出ます。
使用説明書では、
レンズのズームリングボタンを押しながら、ズームリングを回すと、
レンズが伸びて撮れる状態になる、と案内されています。
中古で見るときは、
ボタンを押しながらズームリングを回して、
引っかからずに伸びるか、縮めるときも同じように動くかを確かめておきます。
2つ目は、手ブレ補正がオンになっているかです。
このレンズには、
手ブレ補正を切り替えるスイッチが付いていません。
使用説明書では、
切り替えはカメラの撮影メニューの[光学手ブレ補正]で行い、
この項目は対応するレンズを付けたときだけ表示される、とあります。
レンズ側にスイッチが無いので、
中古で届いたら、メニューを開いて、
[光学手ブレ補正]がオンになっているかを見ておきます。
3つ目は、バッテリーと充電器がそろっているかです。
バッテリーはEN-EL14aという型番で、
ニコンの仕様では、
新品のときは充電器(MH-24)が付属しています。
中古では、
バッテリーや充電器が付いていないこともあるので、
何が付くのかを先に確認しておきます。
中古の一眼レフで、
シャッターが切れるかどうか以外に見ておきたい不具合は、
こちらの記事にまとめています。

まとめ
Nikon D3400を三脚に載せて、
自宅のベランダで、三ツ矢サイダーのまわりに吹いた霧を撮りました。
露出補正を−1から+2まで変えると、
霧が白く目立ったのは、露出補正+1と+1.3の写真で、
−1の写真では、霧を吹いたことがほぼ分からなくなりました。
霧を見分けられたのは、
後ろが黒い柵の所だけでした。
プラスにした分の明るさは、
シャッタースピードではなく、
ISO感度を上げて作られていました。
次に霧を撮るときは、
後ろに黒っぽいものが写る位置にして、
露出補正は+1.3までにして撮ります。
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毎週の撮影を載せています。
